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■徹底比較!伊豆大島のクサヤ

クサヤ焼き上がり

クサヤにも店ごとに特徴があるのを知っていますか?
そう、身の厚さや柔らかさ、塩加減でなどでその味わいは大きく変わる。

伊豆大島は東京からジェットフォイルという高速便で2時間、久里浜から1時間と、最も行きやすい伊豆七島のひとつ。
島の人も日常的にクサヤを楽しみ、普段手に入らない柔らかな旨いクサヤが多いのだ。

フェリーターミナルのひとつ、元町港の周りで手に入るクサヤだけでも数種類。
ラップで巻いただけのもの、土産用の真空パック、手軽な瓶詰めと選び放題。

 

大島で買い集めた四店のクサヤを五つの特徴ごとに評価し、その旨さをデータ化してみた。
あなたならどのクサヤを選びますか?

  • 柔らかさ     :焼き上がりのちぎったときの身の柔らかさとしっとり加減。
  • 身の厚み    :身が大きく豊かでふくよかだと、柔らかくて旨い。
  • 塩加減     :いい塩梅というやつ。濃すぎてもだめ、ぎりぎりの旨さを引き出す加減。
  • 旨みの濃さ   :食べたときのインパクト。魚本来の味がどれだけ濃いか。
  • 発酵度合い  :クサヤ感をたっぷりと味あわせてくれる、発酵の深さ。発酵感。

 

レシピ(作り方)

材料(8人分) 分量(目安)

クサヤ いろんな店のもの

4匹
  1. 焼くときは弱めの中火。火を通しすぎるとすぐに硬くなってしまう。
  2. 皮側から7割、身から3割で焼き上げる。
  3. 焼くというより、熱々に温めて、生ではないぎりぎりに焼き上げるとうまい。

冷めると身離れが悪くなるので、熱々のうちに骨や皮を外してほぐす。
そのまま湯気立つ身を頬張る。

尻尾付近の血合いもうまい。
骨周りの薄皮もたまらない。

 

食材購入リンク
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まるいのクサヤ(総合点4)

焼き上がりのほっくりした柔らかさが良い。
塩加減がまろやかな分、保存向きでは無いので、すぐに食べない場合は冷凍庫で。
大島町庁推奨品。

 

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山一のクサヤ(総合点4)

小ぶりのムロアジなので、つい敬遠していたが、その小ささのため漬け込む時間が短くても程よくタレが回るのか。

まさにいい塩梅のしっとりとした焼き上がり。あっさりした脂のノリも干 物向き。

 

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やまよ商店(総合点3)

焼く前は柔らかいものの、火を入れると少しばかり固さがでる。
保存がほどほどに効く平均的なクサヤ。
何となく全て3点を付けたくなる普通の食べ飽きないタイプ。

 

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稲本(総合点4) 

元町港前にある食堂、稲本にて販売。
焼き上がりは少々硬いように感じるものの、口に入れると程よい柔らかさ。
塩加減が絶妙でとても良く発酵していて、チーズで言えば上質のパルミジャーノレッジャーノ。 ボディの強い赤ワインと飲んでも互いに相性の良い凄いやつ。

 

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くさやの小宮山(総合点 青ムロアジ4点 ムロアジ5点)

波浮(はぶ)港近くにある小宮山のクサヤは2種類。
左の写真手前の大ぶりのものは青ムロアジ。
とてもあっさりしていて、クサヤ初心者でも楽しみやすい。塩気も軽く匂いも柔らかい。

一方小ぶりのムロアジは小さいながら身がふっくら。
山一のもの同様小さいと漬け汁が全体に回りやすく、程よい塩気で強い発酵感が楽しめる優れもの。


青ムロアジ                   ムロアジ