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HOME > 簡単アウトドアレシピ一覧 > スペシャルラム丸焼きバーベキューレシピ。

 

でっかいのに仔羊!
   スペシャルラム丸焼きバーベキューレシピ。

 春間近の夜、北海道名寄のラム専門店「肉の東洋」からDMが届いた。以前にも丸焼き用のこぶりな仔羊を買ったお店だ。その宣伝文句に血が一気に沸騰してしまったのだ。

『見事なサイズの丸焼き用仔羊一頭入荷!このサイズ、このクオリティの丸焼きサイズはめったに入ることは無いでしょう!

 我こそはと思う丸焼きバーベキュー挑戦者求む!!!

 


肉付きの良いラムカーカス(骨付き肉)

 

 DMのリンクをクリックすると見事な肉付きの羊肉。大好きな肩ロースもたっぷりとしているし、以前の5キロサイズに比べてこちらは15キロ以上!素晴らしい!欲しい!オレが焼きたい!

 気が付けばぽちっと購入ボタン。あ、買ってしもた...数万円の羊。

 

 こんなデカい羊一頭を買っても入れておく冷蔵庫も無いし、まだバーベキューを楽しむには季節的に寒い日も多い。人数も集めないといけないし。とりあえずお店に電話する。

管理人 :「もしもし、先ほどでかい丸焼き用の羊を買ったものですが。」

肉の東洋:「やっぱりあなたにやって頂けると思いました!!」

管理人 :「まだ寒い季節が続くので、どうしたものかと。もし他に欲しいかたいらっしゃるなら....」

肉の東洋:「ウチの冷凍庫でじっくり寝かせておきましょう!では丸焼きバーベキューの日程が決まったら送りますね。まいどあり!」

 


棺のようなサイズのダンボール、冷蔵庫に入らず。
防災用の保冷シートと寝袋で一晩保冷。

 

 よし!もうやるしかない、やるのだ!大きな羊を晴れた海岸で、見事に皮をぱりぱりに焼き上げてみせる。6月の上旬、晴天。あっという間に50人が集まった。

 

でっかいのに仔羊!
スペシャルラム丸焼きバーベキューレシピの調理方法(作り方)

材料(40人分) 分量(目安)

ラムカーカス16kg(子羊丸ごと)

1頭
粗塩 適量
黒胡椒 適量
エキストラバージンオリーブオイル 適量
タマネギ 2個
プチトマト 2個
ピーマン 2個
レタス 2個
白ワインビネガー 適量
ニンニク 適当
パン 適量

 

丸ごとジャガイモのトリプルチーズフォンデュの調理方法(作り方)

材料(40人分) 分量(目安)

ジャガイモ

40個
ブリーチーズ 1キロ
ゴルゴンゾーラチーズ 1キロ
ピザ用の溶けるチーズ 1キロ

 

羊丸焼き架台、『メタルグリラー、ムラムラ』

 16キロもある羊の丸焼きは通常のバーベキューコンロでは焼けない。ましてやいかに七輪がすごいと言っても無理がある。以前の羊丸焼き用に購入した自家製ホームラック焼き架台を強化しようと図面を書いていたところ、近所に住む金工作家が参加表明と合わせて当日までに焼き架台を作ってやるとの申込みあった!

 製作日数も余裕が無いので心配だったが、突貫作業でどんどん進む。会社帰りに時々作業場へ寄りながら仕上げまでの様子を伺う。「あの、デザインが懲りすぎじゃあ...」 「金工作家だからな。」


組み立て式の丸焼き専用羊焼き架台。

 


ねじり模様の入った持ち手付き、移動はらくらく。

 


底部は空気が流れるように丈夫な網を採用。
高さがバネ入りの留め金で容易に調整可能。
芸術的な重厚感、安心感、まさに丸焼き専用。

 

羊丸焼き架台へラムカーカスをセット

 厚みのある丸焼きを満遍なく焼き上げるにはこのバタフライ方式がオススメだ。肋骨を切り開きアジの干物のように羊の胴を開き、焼き架台にセットする。通常は針金やワイヤーを使って足や胴を焼き棒にくくりつける。

 この焼き架台は丸焼き用羊がセットされた時にこそ美しさが全開になる。前後左右に可動する刺し棒付きでがっちり固定、本番一発勝負にもかかわらず16キロの羊の重さをものともしないできばえに一同驚くばかりの朝だった。

 


北海道から届いたラムカーカスの血を海で洗い流す。
早朝マラソンする人達のびっくり視線が心地良い。

 


背骨と肋骨の付け根を出刃包丁やナイフを使って、一本一本切り開く。

 


まだやや靄のかかる海岸で、開かれた羊はもう断念した。

 


肩と腿にたっぷりと肉が付いている見事な丸焼き用の羊。

 


鋭い刺し棒で硬い骨の隙間もざくっと串刺し。完璧な固定。
この仕上がりをイメージできる、料理に通じた金工作家の芸術作品。

 

ひたすら刻め!ビネガーソース、モーリョのレシピ

 羊を焼きながら同時進行で、肉をさっぱりと食べられる野菜タップリソース、モーリョを作る。玉ネギのみじん切り、種を抜いたピーマンのみじん切り、ニンニクのみじん切りを大きなボウルに入れて、塩、胡椒、白ワインビネガーたっぷり、エキストラバージンオリーブオイルで和える。プチトマトを加えればラム肉と相性抜群のモーリョ完成。

 白玉ネギのほか、紫玉ネギも使うと色鮮やかで楽しい。

 


刻み班はサーバーから注いだ生ビールを飲みながら
ただひたすらに刻む、刻む、刻む、刻む、刻む。

 


ボウルにたっぷりの白ワインビネガーを注ぐ。高いところから一気に。
低いところから入れても味は変らない。が、目に入ったりして楽しい。

 


モーリョソースの完成、パンにラム肉とモーリョを挟んで食べる。

 

焼きあがるまでサイドメニュー
丸ごとジャガイモにトリプルチーズフォンデュ

 やや小ぶりのジャガイモの泥を丁寧に洗う。皮ごと丸ごとダッチオーブンに入れて無水調理。中火の炭火で下から加熱、蓋にも中火程度の炭を乗せて上下から蒸焼きにする。

 スキレットに溶けるチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、ブリーチーズを入れて蓋をして炭火でじっくり溶かす。溶け出して混ざり合ったチーズ。ジャガイモを割り箸で刺してトリプルミックスチーズをたっぷりと絡める。二度付け禁止だから一発目が大事な勝負だ。

 


直径5センチ程度のジャガイモが頬張るのにちょうど良い。

 


スキレットの中で溶け出すチーズ、じゅくじゅくと音がしてくる。

 


混ざり合ったチーズからブリーとゴルゴンゾーラの匂いがあふれ出す。

 


チーズは二度付け禁止。

 

全員参加型丸焼き調理、ぐるぐる焼き。

 羊の丸焼きは炭火の加減や羊サイズにより2〜3時間を要する。その間、焦がさず、満遍なく、ムラなく加熱するためにこまめにラムカーカスをぐるぐると回転させる。

 安定した火力を保つため別に七輪で炭を熾し続ける。炭火が安定したらグリラーの底部に満遍なく広げる。厚みのある肩や腰の辺りは若干強めに火力を保つ。火が整ったら刷毛でオリーブオイルを塗る。この後にかける塩やペッパーがのりやすくなり、皮もぱりぱりに焼きあがるのだ。

 羊丸焼きバーベキュー参加者は集合すると同時にぐるぐる回す。みんなの美味しくなって欲しい気持ちがどんどん羊にこめられる。羊もこんなパーティーの主役になれて良かったと思っているようだ。

 


炭の量は肉1キロに炭1キロ、余裕を持って3〜4キロ余計に用意。
まずは肉を中から温めるように遠めの炭火で時間をかけて。

 


火に近い部分からこんがりと焼き目がつき始める。
斜めにしたり、炭の位置をずらして足の先も加熱。

 


ぐるぐるぐるぐる。カラオケマイク並みに楽しくて手放さない。

 


腰を決めて渾身のぐるぐる。火加減も観察しながらA級グリル。

 


羊丸焼きとの記念撮影も忘れてはならない。
でもぐるぐるしながらだと、写真がぶれる。

 


やる気の無いB級ぐるぐる。

 


仕上げに向けて炭を追加投入する。

 


ダッチオーブンの蓋に炭をのせて部分的に火力を強める技。
ダッチオーブンの中には洗っただけの丸ごとジャガイモ蒸し焼き。

 


厚みのある肩の部分も充分に加熱されて香ばしい。

 


腿はこれ以上無い焼き上がりがセクシー過ぎる。

 


羊の丸焼き、ついに完成。

 


開催者権限で羊丸焼きで一番人気のぱりぱり皮の味見。

 

マイ皿、マイカップ、マイナイフで。

 海岸に設置された生ビールサーバーからマイカップに冷たいビールを注いで乾杯の準備完了。マイ皿は当然ながら、羊丸焼きバーベキューにはマイナイフも必須だ。好きな部位を好きなだけ自分のナイフで切り取って食べ比べるのだ。乾杯!


樽生ビール70リットル、ダブルサーバーが心強い。

 


乾杯の合図もそこそこにフライング気味にラム肉狩り。

 


子供もオンナのコも自分で、ぐるぐるしてカットする。

 


フォークとナイフで直接口に頬張る女性は美しい。

 


大きな包丁はやっぱり有利。

 


生ビールで羊肉の脂を洗い流してもう一度。

 


肉の構造を知っているとできるリブ肉一本カット。

 

 


こねて抱っこで温めたパン生地がふっくら。

 


ダッチオーブンにオーブンペーパーをしいて丸めた生地を
隙間を開けて並べる。上下火で10分ほどするとパン完成。

 


丸焼きの場合は時々塩と胡椒をかけ直して味を調えることも重要。

 


首回りの肉は味が特別に濃い。

 


これが丸焼きバーベキューの醍醐味。

 


足をもぎ取り、かじりつくと狩猟時代の前世が思い起こされる。

 


皮多目の贅沢な部分を下からがっちり捕獲。

 


肉を取り合うのもまた丸焼きバーベキューの醍醐味。

 


よくぞここまで♪

 


と思いきや、骨を解体して最後はラムボーンダシのカレー。

 

 

 2時間半かけて焼き上げた羊の丸焼き。出されたものを食べるだけではなく、自分で選んだ部位を自分で切り取って食べる。とても贅沢で楽しいバーベキュースタイル。 六千円程度の手作り架台でも焼けるので、手軽なタイプから是非チャレンジ!

 

 

 

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