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HOME > 簡単アウトドアレシピ一覧 > 仔豚(こぶた)丸焼きバーベキューレシピ。

 

結婚式用アウトドアメニュー!
   仔豚(こぶた)丸焼きバーベキューレシピ。

 「結婚します、何かインパクトのあるバーベキュー料理を海岸で作って欲しいんすけど。」

 「羊はやったし、鴨も羽むしるところからやっているし、アンコウも丸ごと捌いて鍋にしちゃったしな。」 「豚にするか、豚の丸焼き!頭つきのやつ。焼き上げるまでに5〜6時間かかるって言うけれど、朝から焼けば昼過ぎにはできるし。」

 『よし、豚の丸焼きに決定!羊丸焼きにつかった焼き架台、メタルグリラームラムラ出動だな。」

 

 説明しよう。メタルグリラームラムラとは以前大きな仔羊丸焼きをする際に、近所の金工作家が作り上げた、重厚かつ繊細なデザインを施したとても重い丸焼き専門の架台なのだ。丸焼肉の高さ調整が簡単でぐるぐると肉を回すことも、固定することもできるスグレモノ。

 レンタルも販売もできちゃうぞ!

 


海水で解凍中丸焼き用生仔豚

 

 仕入先が決まり、海岸結婚式の幹事と打ち合わせ。

 

管理人 :「仕入先に確認したら焼きあがるまでに結構時間かかるよって。
      
秋の気温だと6時間から8時間だって。
       豚
の丸焼き完成は1時過ぎから遅くて2時頃ね。」

幹事   :「他のメイン料理との兼ね合いがあるので、12時でお願いします」

管理人 :「無理だって。気温の低い早朝から焼くのなら4時から焼き始めないと....」

幹事   :「じゃあ、4時からでお願いします!」

 

丸焼き架台、『メタルグリラー、ムラムラ』に仔豚をセット

 前夜から海岸にキャンプ入り、焼き架台をセットする。翌朝4時から確実に焼き始めるために夜のうちに丸焼き用生仔豚をメタルグリラーに据え付け開始。

  1. 流水で腹の中も充分にすすぎ、血を洗い流す。キッチンペーパーでよく水気をふき取る。
  2. 腹の中が輻射熱で焼けるように丸めたアルミホイルを入れる。
  3. 仔豚のお尻の穴から喉に向かって鉄棒を通す。
  4. 手足を針金で回転防止用の金具に固定する。
  5. 焼き架台へセット。

 


ヘッドライトに照らされながら焼き架台への据付作業。

 


夜明けを待つ、なんだか嬉しそうな笑顔。

 

仔豚(こぶた)丸焼きバーベキューレシピの調理方法(作り方)

材料(80人分) 分量(目安)

丸焼き用生仔豚20キロ

1頭
粗塩 適量
黒胡椒 適量
マスタード 適量
レタス 5個

 

 

備長炭焚き付け開始

 当日朝3時半、手探りでヘッドランプを探し当てて寝袋から這い出る。11月の早朝(夜中?)はさすがにきんきんに冷え込んでいる。

 丸焼きに適した加熱方法は強火の炭火。遠赤外線で表面を焦がさず芯まで充分に加熱する。最長8時間の長丁場なので芯のしっかり詰まった紀州の備長炭を取り寄せる。

 充分に火の行き渡った炭で焼き始めないと豚の表面が焦げてしまう。七輪に火のつきやすい黒炭と備長炭を混ぜて40分。赤々と燃え始めた火力充分の状態になったら焼き架台の網に備長炭を移す。

 


熾きた炭を焼き架台に素早く移し、まずは豚全体を温める。

 


空気の流れを作るように備長炭を並べる。

 


焦げやすい耳と尻尾はアルミホイルで覆う。



備長炭は炭熾しに時間がかかる。
間断無く七輪に炭を追加する。
常に煌々と燃える炭を確保することが重要なのだ。

 

 

 


焼き架台の左右を鉄網で囲い、アルミホイルを巻く。
輻射熱を利用して短時間で全方位的に仔豚を熱する。

 


11月の早朝といえどもこれだけの炭の前は真夏のように暑い。

 

 


手で加熱加減を調べながら炭の置き場所を調整する。

 

 

 

 


加熱開始から一時間後、ようやく仔豚の表面が焼け始める。
薄くまとい始めた備長炭の灰を落としつつ火力を分散。
もうすぐ夜明けだ。

 

部位ごとに合わせた備長炭の火力調整

 仔豚の表面全体ががこんがり焼けてきたら肉に厚みのある頭やお尻に備長炭を集中させる。

 焦げ過ぎないように数分ごとに丸焼き豚をゆっくりぐるぐると回し続ける。メタルグリラームラムラのおかげで高さを火力と焼き加減に合わせながら調整できる。お好みの角度で丸焼き豚を固定できるのも焼き手には嬉しい。

 

 

 


頭とお尻の真下に備長炭を集中させる。

 


表面全体的に香ばしくこげ茶色に焼きあがる。
腿肉と臀部をさらに加熱するために、七輪の焼き網の
上に炭をのせて炎を近づける。

 

みんなでぐるぐる、ぐるぐる回す

 お昼に近づき、会場の海岸にどんどん人が集まってくる。ぎょっとしながら仔豚の丸焼きを見つつも、スマートフォンやカメラを持って遠巻きに写真を取り始める。ほぼ全員が初めて見る豚の丸焼きに好奇心丸出しです。あ、仔豚は私も初めて焼くんですけどね。

 「どうぞ遠慮なくもっと近くで撮って下さい。」と言いつつ、近くに寄ってきた参加者を素早く捕まえてぐるぐるを手伝わせる。数時間仔豚の尻を眺めながら丸焼きを回しっぱなしでかなり飽きてきたところ。反応の良い参加者を見るのは楽しいのだ。

 


子供達も恐る恐るぐるぐる。

 


お手本ぐるぐる。

 


ぐるぐる自分で回した豚の丸焼きは一層美味しい。

 


到着と同時にぐるぐる。

 


ぐるぐる、ぐるぐる。

 


仕上げに耳と尻尾のアルミホイルのカバーを外して
こんがり焼き目をつけたらできあがり。

 

8時間後、お待ちかねの仔豚丸焼き完成!

 乾杯!新郎新婦挨拶につづき丸焼き仔豚の出番。焼き架台から慎重に鉄棒を外して台に移す。ホームセンターで安い合板を買い、アルミホイルを巻きつけたまな板が使いやすい。

 焼く前にも塩胡椒をかけたものの焼いている間に脂と一緒に流れ落ちてしまったので、カットしてから好みで適量振り掛けるほうがよい。皮はぱりぱりに焼きあがり、一番包丁を入れた瞬間、

 「さくりっ」

 その下から湯気立ち上る汁気たっぷりの柔らかい身。これぞ仔豚の柔らかさ、醍醐味。カットした皮と身を一緒に口に運ぶ。ぱり皮、肉汁たっぷりの柔らかい肉。味見が止まらないがまずは新郎新婦にあーん。

 「うまー!!」

 「今まで食べた豚料理で一番美味しいー!」

 ありがとうございます!じっくりぐるぐるした甲斐がありました。肉を切り取って一口サイズにカットしてレタスに盛り付けるつもりが、どんどんあちらこちらから手が伸びてくる。30分もしないうちに焼き上がり時の重量約15キロもあった仔豚丸焼きは骨だけに。

 

 

 

 


さくり!という軽い音がしたのです。

 


切るたびに熱く甘い肉の香りを含んだ湯気が立ち上る。

 

 


大人気のぱりぱり豚皮。

 


「脳みそ、目玉もポン酢でどうぞ」と仕入先のアドバイス。
残った骨や固い耳や顔の皮は豚汁に入れるととろけるコラーゲン。


ニック!写ってないけれど結婚おめでとう!!

 

 

 

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